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吾夫
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うち
ふりがな文庫
“
吾夫
(
うち
)” の例文
吾夫
(
うち
)
でも好きな道と見えましてね、運座でもありますとよくその方の選者に頼まれてまいりますよ。昨晩の催しは
吉原
(
よしわら
)
の方でございました。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「ところが、青山さん、
吾夫
(
うち
)
の言い草がいいじゃありませんか。おそく夜道を帰って来るところが、おれの
俳諧
(
はいかい
)
ですとさ。」
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
「青山さん、さぞおやかましゅうございましたろう。
吾夫
(
うち
)
じゃあんなにおそく帰って来て、戸をたたきましたよ。」
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
吾夫
(
うち
)
じゃ暇さえあれば本を読んだり、お
弟子
(
でし
)
を教えたりしですよ、男のかたもいろいろですねえ。兄さんは私たちの帯の世話までお焼きなさる方でしょう。
吾夫
(
うち
)
と来たら、わたしが何を
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
吾
漢検準1級
部首:⼝
7画
夫
常用漢字
小4
部首:⼤
4画
“吾”で始まる語句
吾
吾人
吾家
吾々
吾妻橋
吾妻
吾儕
吾輩
吾子
吾等