“君王”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くんおう50.0%
くんわう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
われは過ぎ去りし太古の世の君王くんおうにやあらむ。
売り立ての古玩はあたひ高うして落札することあたはずといへども、古玩を愛するわが生の豪奢がうしやなるを誇るものなり。文章を作り、女人によにんを慕ひ、更に古玩をもてあそぶに至る、われあに君王くんわうの楽しみを知らざらんや。
わが家の古玩 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)