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合点
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のみこ
ふりがな文庫
“
合点
(
のみこ
)” の例文
旧字:
合點
何のかのと、故障を云って、(御門生は、令嬢に思召しがあるのでごわりましょう。)と坂田が歯を吸って、
合点
(
のみこ
)
んでいたが、どうだ。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
金城鉄壁ならざる丸善の店が焼けるに決して不思議は無い筈だが、今朝焼けるとも想像していないから、此簡単な仮名七字が
全然
(
さっぱり
)
合点
(
のみこ
)
めなかった。
灰燼十万巻:(丸善炎上の記)
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
と冷かに笑うと、河野は人物に
肖
(
に
)
ず、これには
傲然
(
ごうぜん
)
として、信ずる処あるごとく、
合点
(
のみこ
)
んだ笑い方をして
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
鯉七 むむ、その儀は、ぱくりと
合点
(
のみこ
)
んだ。かわりにはの、道が寂しい……里へは、きこう同道せい。
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
もしかすると、そうではあるまいか、と思ったからさ。何だか余り
合点
(
のみこ
)
み過ぎたようで妙だったね。
吉原新話
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
貸本屋の客には今までほとんど例のない、ものの言葉に、一度聞返して、
合点
(
のみこ
)
んで
薄紅梅
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「それが、」とその時、
頭
(
かしら
)
はずッと
合点
(
のみこ
)
んだ顔をして
湯島詣
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と
幾度
(
いくだび
)
も一人で
合点
(
のみこ
)
み
国貞えがく
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“合点”の意味
《名詞》
和歌などを批評して点をつけること。
回状を承知した印として自分の名前に点をつけること。
承知すること。
納得すること。
(出典:Wiktionary)
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
点
常用漢字
小2
部首:⽕
9画
“合点”で始まる語句
合点々々
合点合点
合点長屋