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合卺
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がふきん
ふりがな文庫
“
合卺
(
がふきん
)” の例文
わたくしは渋江抽斎の日乗に、柏軒と狩谷氏たかとの
合卺
(
がふきん
)
を祝する詩歌、俳諧、俗謡があつて、中には稍褻に亘つたものゝあつたことを語つた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
小説に
於
(
お
)
ける男女の主客が婚礼は
最
(
いと
)
めでたし。
何
(
なん
)
となれば渠等の行路難は皆
合卺
(
がふきん
)
の事ある以前既に経過し去りて、自来無事
悠々
(
いう/\
)
の
間
(
あひだ
)
に平和なる歳月を送ればなり。
愛と婚姻
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
わたくしは敢て其時を推窮して戊子の正月とした。按ずるに蘭軒の歿前一二年間の事は、口碑に往々伝へて歿後の事とせられてゐる。彼榛軒
合卺
(
がふきん
)
の時の如きもさうである。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
“合卺”の意味
《名詞》
結婚すること。婚礼。
(出典:Wiktionary)
合
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
卺
部首:⼙
8画
“合”で始まる語句
合
合点
合羽
合槌
合歓
合図
合掌
合力
合點
合戦