可愛想かはいさう)” の例文
虫が知たかお安めが二人の娘にあはしてれと晝夜をわかたず口説立くどきたてあはして遣ればお富をもうつた惡事が露顯ろけんなし内から火事を出す都合つがふ可愛想かはいさうだがお安をば何處どこかへ連出つれだし人知ず殺してくれろと頼んだことを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)