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可恠
ふりがな文庫
“可恠”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
おかし
50.0%
あやし
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おかし
(逆引き)
いや待て待て。知らずばてうどそれでよい。李下の冠、瓜田の沓。這入て見るも
可恠
(
おかし
)
なものと、思はぬではなかつたが。ついこの外を通つたゆゑ。
したゆく水
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
さても美麗し、見違えたと見とれて、ふと心付き、たしか従兄の格なりしと、思ひ出しての答礼を。どふやら
可恠
(
おかし
)
な御容子と、夫婦が粋な勘違ひ。四方山話もそこそこに。
したゆく水
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
可恠(おかし)の例文をもっと
(1作品)
見る
あやし
(逆引き)
お前に暇を出したとて、お松の口が塞がぬ上は、やつぱり嘘が
真実
(
まこと
)
になる。さうでなうても、この間から、
衆婢
(
みんな
)
が
可恠
(
あやし
)
う思ふてゐる、素振りが見えるに、なほの事、腹が立つてたまらなんだも。
したゆく水
(新字旧仮名)
/
清水紫琴
(著)
可恠(あやし)の例文をもっと
(1作品)
見る
可
常用漢字
小5
部首:⼝
5画
恠
部首:⼼
9画
“可”で始まる語句
可
可笑
可愛
可憐
可哀
可恐
可厭
可怪
可成
可惜