おめ)” の例文
彼は「おうお」とおめきながら、持っていた燭台を、相手の面上を目がけて投げ打った。
恩讐の彼方に (新字新仮名) / 菊池寛(著)
「おっ!」とおめいた声の下から、十本の白刃月光を浴びて氷のように閃めいた。
紅白縮緬組 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)