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叩音
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ノック
ふりがな文庫
“
叩音
(
ノック
)” の例文
妾は手真似で合図をして女中を下へかえし、それからまた書斎の扉まで引き返して、こんこんと二つ形式的に
叩音
(
ノック
)
して扉をあけた。
オパール色の手紙:――ある女の日記――
(新字新仮名)
/
平林初之輔
(著)
啄木鳥
(
きつつき
)
——軽井沢で、ロッヂを
叩音
(
ノック
)
した禽。この松原湖のほとりでは、
亭
(
たか
)
い
橡
(
とち
)
の樹を叩いてゐる。洞にゐる栗鼠を、呼びだしにかかつてゐるらしい。
独楽
(新字旧仮名)
/
高祖保
(著)
又もや気味の悪い
叩音
(
ノック
)
が聞える。
蠅
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
この時
扉
(
ドア
)
の外で
叩音
(
ノック
)
が聞こえる。彼はどきっとして、あわてて仮面をぬいで、ピストルとともに卓子の
抽斗
(
ひきだし
)
へしまう。
探偵戯曲 仮面の男
(新字新仮名)
/
平林初之輔
(著)
この時
扉
(
ドア
)
の外で
叩音
(
ノック
)
が聞こえる。そして給仕が名刺をもってはいってくる
探偵戯曲 仮面の男
(新字新仮名)
/
平林初之輔
(著)
叩
漢検準1級
部首:⼝
5画
音
常用漢字
小1
部首:⾳
9画
“叩”で始まる語句
叩
叩頭
叩戸
叩門
叩鉦
叩付
叩倒
叩殺
叩頭百拝
叩き