口脣くちびる)” の例文
わたくしはそっと眼をあげてうかゞいますと、奥様は真蒼な顔をして、口脣くちびるをしっかり結んで、たゞ黙って坐っておいでになりました。
三浦老人昔話 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
その口脣くちびるにふれたまひ
藤村詩抄:島崎藤村自選 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
わたくしは朝から無暗に笑いたくって仕様がないので、お朝をその相手にしようと思って、さっきから色々に誘いかけるのですが、お朝はどうしても口脣くちびるほぐしませんでした。
三浦老人昔話 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
をとこのあか口脣くちびる
藤村詩抄:島崎藤村自選 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)
口脣くちびるに言葉ありとも
藤村詩抄:島崎藤村自選 (旧字旧仮名) / 島崎藤村(著)