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叔父貴
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おじき
ふりがな文庫
“
叔父貴
(
おじき
)” の例文
「なるほど、そこで
叔父貴
(
おじき
)
に事情を話して、川長の店へとりなして貰おうというんですか。だが、その相談の時にゃ、宅助も立会いますぜ」
鳴門秘帖:04 船路の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「そうです、そうです。三人めの、つまり一番末のむすこだというんですがね。だから、あのかわいそうな子どもたちにゃ、気は狂っていても正銘の
叔父貴
(
おじき
)
だというんですよ」
右門捕物帖:21 妻恋坂の怪
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
僕の
叔父貴
(
おじき
)
なんだが、津田、それから清い
蔵
(
くら
)
と書いて
清蔵
(
せいぞう
)
、知らない筈はないんだがね、やっぱりこのへんは田舎だな、身内の僕の口から言うのもへんだが、いまの日本の外交界では、まあ
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
『子どもにだって、少しは、楽しみがあってもいいだろう。あわれや、この春で、おれも青春
二十歳
(
はたち
)
になる。その若さで……
叔父貴
(
おじき
)
のやしきへ
金借
(
かねか
)
りとは』
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「もう、貴様には、
匙
(
さじ
)
を投げたから、俺は意見を云わんよ。小林の
叔父貴
(
おじき
)
もそう云っておった」
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「親父に
糺明
(
きゅうめい
)
されて、切腹をする代りにと、
叔父貴
(
おじき
)
の手で坊主にされたときは……」
松のや露八
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
叔
常用漢字
中学
部首:⼜
8画
父
常用漢字
小2
部首:⽗
4画
貴
常用漢字
小6
部首:⾙
12画
“叔父”で始まる語句
叔父
叔父御
叔父様
叔父君
叔父叔母
叔父上
叔父的
叔父樣
叔父甥
叔父さん