反映てりかへ)” の例文
さてこれらにむかひつゝ、汝のうしろに一の光を置きてこれに三の鏡を照らさせ、その三より汝の方に反映てりかへらせよ 一〇〇—一〇二
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
〔永遠の光〕神の光ベアトリーチェに注ぎ、反映てりかへしてその冠となりゐたり。聖書に見ゆる後光は即ち受福者の福祉の象徴
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
我もかゝる時に似て、わが前に反映てりかへす光に射らるゝごとくおぼえき、さればわが目はたゞちに逃げぬ 二二—二四
神曲:02 浄火 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
かれらはいづれも小さき紅玉あかだまが日輪の燃えて輝く光を受けつゝわが目にこれを反映てりかへらしむる如く見えたり 四—六
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)