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卜居
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ぼっきょ
ふりがな文庫
“
卜居
(
ぼっきょ
)” の例文
余も遂にその気になって本郷台町の柴山という下宿に
卜居
(
ぼっきょ
)
することにした。居士は早速その家へ訪ねて来て
子規居士と余
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
「重巌に我
卜居
(
ぼっきょ
)
す、鳥道人跡を絶つ、庭際何の得る所ぞ、白雲幽石を抱く……俺の
住居
(
すまい
)
は雲州の庭だ」
柳営秘録かつえ蔵
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
この紀行に見る所の人名にしてわたくしの
討
(
たず
)
ね得たものは春濤、円桓、泥江の三人のみである。森春濤は文久三年五月に名古屋桑名町三丁目に
卜居
(
ぼっきょ
)
し詩社を開いていた。僧円桓は春濤の門人。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
「
重巌
(
じゅうがん
)
ニ我
卜居
(
ぼっきょ
)
ス、
鳥道
(
ちょうどう
)
人跡ヲ絶ツ、
庭際
(
ていさい
)
何ノ有ル所ゾ、白雲幽石ヲ抱ク」
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
再び
京師
(
けいし
)
に滞留して聖護院法親王に仕えた時は「
近衛街
(
このえがい
)
」に
卜居
(
ぼっきょ
)
した。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“卜居”の意味
《名詞》
住(す)む場所を選(えら)んで決(き)めること。居住地の選定。
《動詞》
住(す)む場所を選(えら)んで決(き)める。
(出典:Wiktionary)
卜
漢検準1級
部首:⼘
2画
居
常用漢字
小5
部首:⼫
8画
“卜”で始まる語句
卜
卜筮
卜者
卜伝
卜占
卜部
卜筮者
卜定
卜斎
卜幽