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ヒストリア・ナチュラリス
ふりがな文庫
“
博物志
(
ヒストリア・ナチュラリス
)” の例文
ローマのプリニウスの『
博物志
(
ヒストリア・ナチュラリス
)
』八巻十一章にも、インドの大竜大象と闘うてこれを捲き殺し地に
僵
(
たお
)
るる重量で竜も
潰
(
つぶ
)
れ死すと見ゆ
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
プリニウスの『
博物志
(
ヒストリア・ナチュラリス
)
』八巻八一章に兎の毛で布を織り成さんと試みる者あったが皮に生えた時ほど柔らかならずかつ毛が短いので織ると直ぐ切れてしもうたと見ゆ
十二支考:02 兎に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
それから古ローマのネロ帝は荒淫傑出だったが、かつて
揃
(
そろ
)
いも揃って
半男女
(
ふたなり
)
の馬ばかり
選
(
え
)
り集めてその車を牽かしめ、異観に誇った(プリニウスの『
博物志
(
ヒストリア・ナチュラリス
)
』十一巻百九章)
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
また
眼覆
(
めかくし
)
して母と遊牝せしめられた牡馬が眼覆しを脱れて子細を知り、大いに
瞋
(
いか
)
りて厩人を咬み裂いたのと崖から
堕
(
お
)
ちて自滅したのとあるといった(『
博物志
(
ヒストリア・ナチュラリス
)
』八巻六四章)
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
羅
(
ロ
)
の名将レグルス兵隊をして
大弩
(
おおゆみ
)
等諸機を発して包囲する事
塁砦
(
るいさい
)
を攻むるごとくせしめ、ついにこれを平らげその皮と齶をローマの一堂に保存した(プリニの『
博物志
(
ヒストリア・ナチュラリス
)
』八巻十四章)
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
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さてローマ帝国のプリニウスの『
博物志
(
ヒストリア・ナチュラリス
)
』に、竜の事を数章書きあるが、翼ある由を少しも述べず、故にフ氏が思うたほど、東西の竜が無翼有翼を特徴として区別判然たるものでない。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
プリニウスの『
博物志
(
ヒストリア・ナチュラリス
)
』巻八章六六にいわく、馬は十一月孕み
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
博
常用漢字
小4
部首:⼗
12画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
志
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
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