“午休”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひるやす75.0%
ひるやすみ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
狭く囲まれた処に這入ったので、蝉の声が耳をふさぎたい程やかましく聞える。その外には何の物音もない。村じゅうが午休ひるやすみをしている時刻なのである。
カズイスチカ (新字新仮名) / 森鴎外(著)
九月×日 馬の脚を自由に制御せいぎょすることは確かに馬術よりも困難である。俺は今日午休ひるやすみ前に急ぎの用を言いつけられたから、小走こばしりに梯子段はしごだんを走り下りた。
馬の脚 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
午休ひるやすみの時間に、僕は臂掛が出来かゝつたので、嬉しくて堪らず、機械体操にぶら下つて夢中になつて練習してゐると、其処へ浜田がやつて来て
蘭丸の絵 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)