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千束
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ちづか
ふりがな文庫
“
千束
(
ちづか
)” の例文
山崎
千束
(
ちづか
)
は、私の生れ故郷田原の西を流れる市川の対岸福崎町山崎という所に、淵に臨んだ岩山があり、夜分その下を通った人が
故郷七十年
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
千束
(
ちづか
)
なす我が文は讀みも了らで捨てやられ、さそふ秋風に桐一葉の哀れを殘さざらんも知れず。
況
(
まし
)
てや、あでやかなる彼れが
顏
(
かんばせ
)
は、浮きたる色を
愛
(
め
)
づる世の中に、そも幾その人を惱しけん。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
將
(
はた
)
また、
千束
(
ちづか
)
の
文
(
ふみ
)
に
一言
(
ひとこと
)
も返さざりし我が無情を恨み給はん時、いかに
應
(
いら
)
へすべき、など思ひ惑ひ、恥かしさも催されて、
御所
(
ごしよ
)
を
拔出
(
ぬけい
)
でしときの心の
雄々
(
をゝ
)
しさ、
今更
(
いまさら
)
怪しまるゝばかりなり。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
心せはしき
三度
(
みたび
)
五度
(
いつたび
)
、答なきほど迷ひは愈〻深み、氣は愈〻狂ひ、十度、二十度、哀れ六尺の
丈夫
(
ますらを
)
が二つなき魂をこめし
千束
(
ちづか
)
なす文は、底なき谷に投げたらん
礫
(
つぶて
)
の如く、只の一度の返り
言
(
ごと
)
もなく
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
“千束”の解説
千束(せんぞく)は、東京都台東区の地名。現行行政地名は千束一丁目から千束四丁目まで。郵便番号は111-0031。
(出典:Wikipedia)
千
常用漢字
小1
部首:⼗
3画
束
常用漢字
小4
部首:⽊
7画
“千束”で始まる語句
千束町
千束守
千束屋
千束柴
千束様
千束矢
千束神社