“北端”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きたはず50.0%
ほくたん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これが曲馬団きょくばだん団長だんちょうでした。いつの間にか夜が明け、いつの間にか貨車かしゃは東京の北端きたはずれの町の停車場ていしゃばへついていたのです。象はもう貨車から下ろされていました。
曲馬団の「トッテンカン」 (新字新仮名) / 下村千秋(著)
しかし、ああしかし、その三方ヶ原の北端ほくたんをのぞんだ時には、もう夕刻ゆうこくとはいいがたい、すでに夜である。草とたいらにうっすらとした月光さえ流れてきた。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)