トップ
>
匍匐
>
は
ふりがな文庫
“
匍匐
(
は
)” の例文
ここにその言を奇しと思ほして、そのまさに産みますを
伺見
(
かきまみ
)
たまへば、八尋鰐になりて、
匍匐
(
は
)
ひもこよひき
三
。すなはち見驚き畏みて、遁げ
退
(
そ
)
きたまひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
姫が本国で和邇を族霊とし和邇の後胤と自信せる姫が子を産む時自ら和邇のごとく
匍匐
(
は
)
ったのであろう、言わば狐付きが狐の所作犬神付きが犬神の所作をし
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
暫くして便所へ行かうと思つたが船が揺つて歩けぬから
匍匐
(
は
)
う様にして行つて見ると、皆んな酔つて唸つて居るに久太夫が独り五体を
帆穡
(
ほばしら
)
へ縛り付け帆を捲ひたり張つたりして働いて居りましたが
千里駒後日譚
(新字旧仮名)
/
川田瑞穂
、
楢崎竜
、
川田雪山
(著)
匍匐
(
は
)
ふがごと
撒水夫
(
みづまき
)
きたる。
邪宗門
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
『書紀』二に
豊玉姫
(
とよたまひめ
)
産む時夫
彦火々出見尊
(
ひこほほでみのみこと
)
約に
負
(
そむ
)
き
覘
(
うかが
)
いたもうと豊玉姫産にあたり竜に
化
(
な
)
りあったと記されたが、異伝を挙げて〈時に豊玉姫
八尋
(
やひろ
)
の
大熊鰐
(
わに
)
に
化為
(
な
)
りて、
匍匐
(
は
)
い
逶虵
(
もごよ
)
う。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
“匍匐”の意味
《名詞》
匍匐(ほふく)
腹這いになること。
腹這いで手と足で這って進むこと。
(出典:Wiktionary)
“匍匐”の解説
匍匐(ほふく)は、伏せた状態で移動することをいう。
(出典:Wikipedia)
匍
漢検1級
部首:⼓
9画
匐
漢検1級
部首:⼓
11画
“匍匐”で始まる語句
匍匐出
匍匐臥
匍匐膝行