“勢至観音”の読み方と例文
読み方割合
せいしかんのん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御堂みどう犬防いぬふせぎが燦々と螺鈿らでんを光らせている後には、名香のけぶりのたなびく中に、御本尊の如来を始め、勢至観音せいしかんのんなどのおん姿が、紫磨黄金しまおうごんおん顔や玉の瓔珞ようらく仄々ほのぼのと、御現しになっている難有ありがたさは
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)