剛勇ごうゆう)” の例文
呆気あっけに取られている他の連中に向っても子路は挑戦的ちょうせんてきな眼を向けたが、子路の剛勇ごうゆうを知る彼等は向って来ようともしない。なぐられた男を左右からたすけ起し、捨台詞すてぜりふ一つ残さずにこそこそと立去った。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
剛勇ごうゆうにして鬼神きじんもさけるほどの人物
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)