“前揷(まえざ)” の例文
年は十九か、二十(はたち)にはまだなるまいと思われるが、それにしても思いきってはでな下町作りで、頭は結綿(ゆいわた)にモール細工の前揷(まえざ)し、羽織はなしで友禅の腹合せ、着物は滝縞の糸織らしい。
深川女房 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)