“前揷”の読み方と例文
読み方割合
まえざ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
年は十九か、二十はたちにはまだなるまいと思われるが、それにしても思いきってはでな下町作りで、頭は結綿ゆいわたにモール細工の前揷まえざし、羽織はなしで友禅の腹合せ、着物は滝縞の糸織らしい。
深川女房 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)