初会惚しょかいぼれ)” の例文
旧字:初會惚
この職人体の美男子いゝおとこは何物でございましょうか、花魁も初会惚しょかいぼれでもしているらしく思われます。
対手あいてがソレ者と心安だてに頤杖あごづえついて見上げる顔を、あたかもそれ、わか遊女おいらん初会惚しょかいぼれを洞察するという目色めつきせた頬をふッくりと、すごいが優しらしい笑を含んでじっなが
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)