“初会”のいろいろな読み方と例文
旧字:初會
読み方割合
しょかい90.0%
しよくわい10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何しろここで心中をするのだから、それだけじゃあ済みますまい。お芝居の紋切り型で『そも初会しょかいの其の日より』
半七捕物帳:60 青山の仇討 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
あたしたちが、邪魔をしたようだが、松山の花魁おいらんはうぶで、初会しょかいのお客には、すぐには馴染なじめない。
花も刀も (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
初会しよくわいの客に出るのはちよつと面倒くさいといふ気もしてゐたので、気心を呑込のみこんでゐる新造にさう言はれて、気のおけないやうなお客なら出てもいゝと思つて
或売笑婦の話 (新字旧仮名) / 徳田秋声(著)