“切刻”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きざ50.0%
きりきざ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今にも息を引取るか、なぶり殺しに切刻きざまれてでもいそうです。
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
 まないたの上で切刻きりきざまれ、はりつけにもかかる処を、神様のような旦那様に救われました。その神様を、雪が積って、あのこまヶ岳へあらわれる、清い気高い、白い駒、空におがんでいなければならないんだのに。
錦染滝白糸:――其一幕―― (新字新仮名) / 泉鏡花(著)