“切傷”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きず50.0%
きりきず50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
五、六ヵ所の切傷きずがあった。「かような有様でございます」それから彼は左腕を捲った。七、八ヵ所の切傷きずがあった。「この通りでございます」それから彼はスッポリと、両方の肌を押し脱いだ。
名人地獄 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
あいつは片頬に切傷きりきずがある。そしてなかなか面白おもしれえとこがあるよ、ことに酔っ払うとだ、ビルの奴はね。まあ証拠として申し上げようかな。