“分水嶺”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶんすいれい92.3%
ぶんすゐれい7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ノールーズにはこの運河の開鑿者かいさくしゃであるリケの記念碑きねんひが、大西洋たいせいように注ぐ水と地中海ちちゅうかいに落ちる水とが分かれる分水嶺ぶんすいれいいただきてられてあった。
セーヌ右岸にあるパリーの土地の高脈は、一方の水をセーヌ川に注ぎ他方の水を大溝渠だいこうきょに注いでいる。分水嶺ぶんすいれいをなすその高脈は、きわめて不規則な線をなしている。
その証拠には、第一にその泥岩は、東の北上山地のへりから、西の中央分水嶺ぶんすゐれいふもとまで、一枚の板のやうになってずうっとひろがって居ました。
イギリス海岸 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)