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兼勤
ふりがな文庫
“兼勤”の読み方と例文
読み方
割合
けんきん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんきん
(逆引き)
陣屋は伊ヶ島に
在
(
あ
)
りまして、
伊豆国
(
いずのくに
)
韮山
(
にらやま
)
郡代官
(
ぐんだいかん
)
太郎左衞門
(
たろうざえもん
)
の支配、同組下五ヶ村名主
兼勤
(
けんきん
)
の
森大藏
(
もりだいぞう
)
の
下役頭
(
したやくがしら
)
平林勘藏
(
ひらばやしかんぞう
)
という者が罪人一同を預かり、翌日罪状と引合せて
後の業平文治
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
仰向
(
あおむ
)
くと
蟇蛙
(
ひきがえる
)
を前から見たように
真平
(
まったいら
)
に
圧
(
お
)
し
潰
(
つぶ
)
され、少しこごむと
福禄寿
(
ふくろくじゅ
)
の
祈誓児
(
もうしご
)
のように頭がせり出してくる。いやしくもこの鏡に対する
間
(
あいだ
)
は一人でいろいろな
化物
(
ばけもの
)
を
兼勤
(
けんきん
)
しなくてはならぬ。
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
兼勤(けんきん)の例文をもっと
(2作品)
見る
兼
常用漢字
中学
部首:⼋
10画
勤
常用漢字
小6
部首:⼒
12画
“兼”で始まる語句
兼
兼好
兼々
兼吉
兼実
兼而
兼帯
兼平
兼良
兼備
“兼勤”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
夏目漱石