“其邸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そこ50.0%
そのやしき50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我れより其邸そこを訪はんは見る目かぐ鼻うるさし、此車にて今よりと能書の薄ずみ其かみならば魂も消えぬべし、これ見よおそよ、波崎さまは相變らずお利口なりとて
暗夜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
船頭はフオスカリだの、ムシユコだの、バルバルコだのと昔の主人の貴族の名を呼びつつ其邸そのやしき指点してんして教へた。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)