“其村”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そこ50.0%
きそん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その馬に荷物を載せ、自分も他の馬に乗って一里半ばかり東に行くとターミラという村に着いて其村そこでまた読経する事になった。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
其村そこで一月五日まで経を読み、その翌日出立しゅったつしてオーミという村まで三里ばかり進んで其村そこに泊りました。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
此の余が居士の周囲の一人として影の薄い時代に種々の俳人が居士の周囲をいろどった。そのうちに中野其村きそん君のような人もあった。其村君は何人なんぴとの子で何国の産という事を知らない。
子規居士と余 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)