公表おもてむき)” の例文
もとより看板をかけての公表おもてむき商買しょうばいでなかったせいか、うらないたのみに来るものは多くて日に四五人、少ない時はまるで筮竹をむ音さえ聞えない夜もあった。
思い出す事など (新字新仮名) / 夏目漱石(著)