公暇こうか)” の例文
と冷笑し、又公暇こうか王維おうい孟浩然もうこうぜん韋応物いおうぶつ柳子厚りゅうしこうの詩を読みて、四を賛する詩をせる如き、其の好む所の主とするところありて泛濫へんらんならざるを示せり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「なに困りゃせん。折よくも彼は、永らく公暇こうかをいただいて、目下東都へ遊歴に来ておるんじゃ」
牢獄の花嫁 (新字新仮名) / 吉川英治(著)