“八股(やまた)” の例文
我国でもかの八股(やまた)の大蛇(おろち)や九州の緒形三郎の父の伝説の如きは、この男性的の系統を引いているらしいが、大体に於て支那の蛇妖は男性的、我国の蛇妖は女性的が多い。
妖怪漫談 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
ハワイ島(とう)の火山(かざん)キラウエアからは女神(めがみ)ペレーの涙(なみだ)や毛髮(もうはつ)が採集(さいしゆう)せられ、鳥海山(ちようかいさん)は石(いし)の矢尻(やじり)を噴出(ふんしゆつ)したといはれてゐる。神話(しんわ)にある八股(やまた)の大蛇(おろち)の如(ごと)きも亦(また)噴火(ふんか)に關係(かんけい)あるものかも知(し)れぬ。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)