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やおちょう
ふりがな文庫
“
八百長
(
やおちょう
)” の例文
僕の兇暴な自尊心は、あらゆる
八百長
(
やおちょう
)
を拒絶した。つまり僕は家庭を捨てたのだ。それがいつの日のことであったか、僕はもうおぼえてもいない。
二十歳のエチュード
(新字新仮名)
/
原口統三
(著)
「なんじゃ、見苦しい
八百長
(
やおちょう
)
か! 八百長ならさし許さんぞ、もう一度取り直せッ。行司、なにをまごまごいたしおるか! 取り直させんか! 取り直させんか!」
右門捕物帖:12 毒色のくちびる
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
がやがやするなかで、親分は、出発まえに客から集めた金を取り出して、
八百長
(
やおちょう
)
役の饒舌家をはじめ、幾らかずつそれぞれの女に配りながら、大声の日本語で私に話しかけた。
踊る地平線:06 ノウトルダムの妖怪
(新字新仮名)
/
谷譲次
(著)
ちゃんと
手筈
(
てはず
)
ができていた。口論は
八百長
(
やおちょう
)
だったのである。
戦雲を駆る女怪
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
「
八百長
(
やおちょう
)
だぞ! 分ってるぞ!」
小僧の夢
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
▼ もっと見る
あらゆる「精神の聖なる帰依者」たちが、生命との
八百長
(
やおちょう
)
勝負をする。
二十歳のエチュード
(新字新仮名)
/
原口統三
(著)
精神の世界に住む「男の中の男」は、けっして
八百長
(
やおちょう
)
勝負はしない。
二十歳のエチュード
(新字新仮名)
/
原口統三
(著)
“八百長”の意味
《名詞》
八百 長(やおちょう)
勝負事に見せかけて事前に示し合わせた通りに事を運ぶこと。
(出典:Wiktionary)
“八百長”の解説
八百長(やおちょう)とは、前もって勝敗を打ち合わせておき、表面だけ真剣に勝負を争うように見せかけること。 転じて、一般に、前もってしめし合わせておきながら、さりげなくよそおうこと。
(出典:Wikipedia)
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
百
常用漢字
小1
部首:⽩
6画
長
常用漢字
小2
部首:⾧
8画
“八百”で始まる語句
八百屋
八百万
八百善
八百蔵
八百
八百松
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