“先鑓”の読み方と例文
読み方割合
さきやり100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
秀吉の姿の見える中軍のあたりは、いくさ奉行、旗奉行たちの、叱咤の声が高かった。激越げきえつなるかいかねのひびき、また、押太鼓の音が、鼕々とうとうなみとなって、先鑓さきやりを励ました。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)