先鋒さき)” の例文
日本書紀にほんしょき神功じんぐう皇后の巻にいわく、「神のおしうることありて曰わく、『和魂にきみたま王身みついでしたがいて寿命みいのちを守らん。荒魂あらみたま先鋒さきなして師船みいくさのふねを導かん」 ...
通俗講義 霊魂不滅論 (新字新仮名) / 井上円了(著)
其の言には、政宗今日夕刻よりにわか虫気むしけまかり在り、何とも迷惑いたし居り候、明日の御働き相延ばされたく、御先鋒さきつかまつり候事成り難く候、とあるのであった。
蒲生氏郷 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
(神のおしうることありてのたまわく、「和魂にきみたま玉身みついでしたがいて寿命みいのちを守らん。荒魂あらみたま先鋒さきとして師船みいくさのふねを導かん」)
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)