“元伐”の読み方と例文
読み方割合
もとぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
本陣、問屋をはじめ、宿役人から組頭くみがしらまで残らずそこに参集して、氏神境内の宮林みやばやしからもみの木一本を元伐もとぎりにする相談をした。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
元伐もとぎりにした二本の樅には注連しめなぞが掛けられて、その前で禰宜ねぎ祈祷きとうがあった。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)