僞筆にせひつ)” の例文
新字:偽筆
受し師匠の天道と云を縊殺しめころ僞筆にせひつ讓状ゆづりじやうにて常樂院の後住と成り謀計ぼうけいに富たる人なりと云ば寶澤はうち點頭うなづきそは又めうなりとて則ち赤川大膳が案内あんないにて享保きやうほ十一丙午ひのえうま年正月七日の夜に伊豫國いよのくに藤が原の賊寨ぞくさい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)