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傍路
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わきみち
ふりがな文庫
“
傍路
(
わきみち
)” の例文
話が
傍路
(
わきみち
)
に入りましたが、僕はそういう意味で、蕎麦屋の主人に対して、一種の聯想診断をやったのです。僕は彼に色々の話をしかけました。それも極くつまらない世間話をね。
D坂の殺人事件
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
だが、
傍路
(
わきみち
)
へはいってはならない。そんなことはあまりにわかり切ったことなのだ。それはやっぱり、飯の食えない、健康体の人たち、すなわち労働者たちが、命じられている仕事の一つなのだ。
海に生くる人々
(新字新仮名)
/
葉山嘉樹
(著)
傍路
(
わきみち
)
からユダは先へ廻った。
銀三十枚
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
少し話が
傍路
(
わきみち
)
にそれたが、僕がRを訪問したのは、今いった日曜日の、丁度ひる頃だった。先生相変らず机にもたれて、何かの書物をひもどいていた。そこへ僕がはいって行くと、大変喜んで
百面相役者
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
話は飛んでもない
傍路
(
わきみち
)
へそれたものだ。
海に生くる人々
(新字新仮名)
/
葉山嘉樹
(著)
傍
常用漢字
中学
部首:⼈
12画
路
常用漢字
小3
部首:⾜
13画
“傍”で始まる語句
傍
傍目
傍若無人
傍見
傍人
傍輩
傍道
傍題
傍杖
傍観