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偽飾
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いつわり
ふりがな文庫
“
偽飾
(
いつわり
)” の例文
草履脱いでのっそりと三畳台目の茶室に入りこみ、鼻突き合わすまで上人に近づき坐りて黙々と一礼する
態
(
さま
)
は、礼儀に
嫻
(
なら
)
わねど充分に
偽飾
(
いつわり
)
なき
情
(
こころ
)
の
真実
(
まこと
)
をあらわし
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
根がわざとせし
偽飾
(
いつわり
)
なればかえって笑いの尻声が
憂愁
(
うれい
)
の響きを遺して去る
光景
(
ありさま
)
の悲しげなるところへ、十兵衛殿お宅か、と
押柄
(
おうへい
)
に大人びた口ききながらはいり来る小坊主、高慢にちょこんと上り込み
五重塔
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
偽
常用漢字
中学
部首:⼈
11画
飾
常用漢字
中学
部首:⾷
13画
“偽”で始まる語句
偽
偽物
偽瞞
偽者
偽装
偽君子
偽善
偽盲
偽善者
偽筆