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候人
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こうじん
ふりがな文庫
“
候人
(
こうじん
)” の例文
かりにも、大塔ノ宮の
候人
(
こうじん
)
、
殿
(
でん
)
ノ法印殿に
扶持
(
ふち
)
されているおれどもをさして、よくも食い逃げ武士と、汚名をきせたな。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
宮の
候人
(
こうじん
)
、
殿
(
でん
)
ノ法印良忠は、大塔
幕下
(
ばっか
)
第一の羽振り者だが、神泉苑にちかい六角の彼のやしきも、宏大なこと、世をも人をも恐れないものがあった。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
わけて宮の
候人
(
こうじん
)
といえば、川一つ向うを敵国のように見、足利といえば、悪罵がすぐ二の句に次ぐ。
私本太平記:09 建武らくがき帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「大塔ノ宮の
候人
(
こうじん
)
、
殿
(
でん
)
ノ
法印
(
ほういん
)
良忠どのがお越しでございますが」
私本太平記:08 新田帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“候人”の意味
《名詞》
(こうじん)中国で賓客を送迎した者。
(こうにん)朝廷蔵人所の職員。御膳や宿直を担った。
(こうにん)門跡や大寺で妻をもち、僧の姿をした侍者。
(出典:Wiktionary)
候
常用漢字
小4
部首:⼈
10画
人
常用漢字
小1
部首:⼈
2画
“候”で始まる語句
候
候間
候文
候処
候事
候得共
候得
候也
候鳥
候補