“倒立”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
さかだ66.7%
さかだち16.7%
とうりつ16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうして、えへへ、と実に卑しいお追従ついしょう笑いをしたようです。本当に、仕事の邪魔どころか、私は目がくらんで矢庭やにわ倒立さかだちでもしたい気持でした。
風の便り (新字新仮名) / 太宰治(著)
フランスのある学者が『若し倒立さかだちしてあるくことが「流行モード」となつたとしたら、欧羅巴の婦人は些の躊躇もなく、みなそれを真似るだらう』
東西ほくろ考 (新字旧仮名) / 堀口九万一(著)
「ハンドスタンド……つまり倒立とうりつというのが徒手体操にありますから、もちろん体育の部類へ入るでしょうね」
だいこん (新字新仮名) / 久生十蘭(著)