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信行寺
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しんぎょうじ
ふりがな文庫
“
信行寺
(
しんぎょうじ
)” の例文
ともとの道へ帰ろうとする山の
際
(
きわ
)
の、
信行寺
(
しんぎょうじ
)
と云う寺から出て来る百姓
体
(
てい
)
の男が、
鋤
(
すき
)
鍬
(
くわ
)
を持って泥だらけの手で、一人は草鞋一人は素足で
前
(
さき
)
へ立って
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
女はすぐさま汽車に乗って、懐しい東京へ着くが早いか、懐しい
信行寺
(
しんぎょうじ
)
の門前へやって来ました。それがまたちょうど十六日の説教日の午前だったのです。
捨児
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
浅草
(
あさくさ
)
の
永住町
(
ながすみちょう
)
に、
信行寺
(
しんぎょうじ
)
と云う寺がありますが、——いえ、大きな寺じゃありません。ただ
日朗上人
(
にちろうしょうにん
)
の御木像があるとか云う、
相応
(
そうおう
)
に
由緒
(
ゆいしょ
)
のある寺だそうです。
捨児
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
竹ヶ崎は
此方
(
こっち
)
イずいと往って突当って左へきれて、構わず
南西
(
みなみにし
)
へきれて這入ると宮がある、其の宮の
前
(
まい
)
に
新浄寺
(
しんじょうじ
)
と云う寺がある、
其処
(
そこ
)
を
突切
(
つっき
)
って
往
(
い
)
くと
信行寺
(
しんぎょうじ
)
と云うお寺様アある
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
お蘭が此の
体
(
てい
)
を見まして、猶自害しようと致すを
多勢
(
おおぜい
)
に押止められ、詮方なくて
頭髪
(
あたま
)
をふっつり切り棄てまして、其の身は
宮谷山
(
くうこくざん
)
信行寺
(
しんぎょうじ
)
海念和尚
(
かいねんおしょう
)
の弟子となり、名を
妙貞
(
みょうてい
)
と改めて
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
信
常用漢字
小4
部首:⼈
9画
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
寺
常用漢字
小2
部首:⼨
6画
“信行”で始まる語句
信行