俗吏ぞくり)” の例文
成長の上、坊主にするぜん申す通り、亡父ぼうふ俗吏ぞくりを勤めるのが不本意であったに違いない。れば中津を蹴飛けとばして外に出ればい。所が決してソンナ気はなかった様子だ。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
これを書く者をも俗吏ぞくり俗物ぞくぶつとして賤しむのいきおいを成せり。
旧藩情 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)