トップ
>
侍烏帽子
>
さむらいえぼうし
ふりがな文庫
“
侍烏帽子
(
さむらいえぼうし
)” の例文
唯
(
ただ
)
台所で音のする、
煎豆
(
いりまめ
)
の
香
(
か
)
に小鼻を
怒
(
いか
)
らせ、
牡丹
(
ぼたん
)
の
有平糖
(
あるへいとう
)
を
狙
(
ねら
)
う事、毒のある
胡蝶
(
こちょう
)
に似たりで、
立姿
(
たちすがた
)
の
官女
(
かんじょ
)
が
捧
(
ささ
)
げた
長柄
(
ながえ
)
を抜いては
叱
(
しか
)
られる、お
囃子
(
はやし
)
の
侍烏帽子
(
さむらいえぼうし
)
をコツンと突いて、また叱られる。
雛がたり
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
侍
常用漢字
中学
部首:⼈
8画
烏
漢検準1級
部首:⽕
10画
帽
常用漢字
中学
部首:⼱
12画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画