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余瀾
ふりがな文庫
“余瀾”の読み方と例文
読み方
割合
よらん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
よらん
(逆引き)
吾輩は先刻申す通り大事件の
余瀾
(
よらん
)
を
描
(
えが
)
きつつある。しかしてこの珍客はこの余瀾を描くに
方
(
あた
)
って逸すべからざる材料である。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
其の
余瀾
(
よらん
)
は万里の外の邦国に
漸浸
(
ぜんしん
)
するに及べるありしが
為
(
ため
)
ならずばあらず。
運命
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
吾輩はすでに小事件を叙し
了
(
おわ
)
り、今また大事件を述べ了ったから、これより大事件の
後
(
あと
)
に起る
余瀾
(
よらん
)
を
描
(
えが
)
き出だして、全篇の結びを付けるつもりである。
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
余瀾(よらん)の例文をもっと
(2作品)
見る
余
常用漢字
小5
部首:⼈
7画
瀾
漢検1級
部首:⽔
20画
“余”で始まる語句
余
余所
余程
余裕
余燼
余韻
余計
余波
余所行
余所目
“余瀾”のふりがなが多い著者
幸田露伴
夏目漱石