“余杭”の読み方と例文
読み方割合
よこう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
海隅かいぐう(浙江省・南隅)へ逃げ落ちて行ったが、厳白虎は余杭よこう(浙江省・杭州)へさして奔ってゆく途中、元代げんだいという男に酒を飲まされて、熟睡しているところを、首を斬られてしまった。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ところへ、余杭よこうの地から、遅れ馳せに、凌統りょうとうが着いて、中途から宴に加わった。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この乱暴者は、呉郡ごぐん余杭よこうの人で、凌統りょうとうあざな公績こうせきという青年だった。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)