“余映”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よえい50.0%
よば50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
西陽にしびの影はもう大地にない。あか余映よえいを雲の端にのこしているだけだった。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そして、その余映よばえに、騎西家の建物の片側だけが、わずかに照り映えて、その裏側のほうからまったくの闇が、静かに微光の領域を狭めてゆく。
白蟻 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)