何様いかよう)” の例文
旧字:何樣
其の方何様いかように陳じても、是なる遊女紅梅は貞節なる心から致しておっとの敵が討ちたいばかりで遊女になり
政談月の鏡 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
第八図はゴカイの一種ネレイス・メガロプスが専ら水を游ぐ世態をやや大きく写したので、大小の違いはあるが実際海蜈蚣また蜈蚣鯨の何様いかようの物たるを見るに足る。
しかれば学習院の基に依り今一層興隆致し候えば、何様いかようにも出来申すべし。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)