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伽婢子
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おとぎぼうこ
ふりがな文庫
“
伽婢子
(
おとぎぼうこ
)” の例文
伽婢子
(
おとぎぼうこ
)
の昔から日本も随分怪談に恵まれているが、その話は多くは似たり寄ったりで、事実談として紹介されているものも大抵千遍一律である。
怪談綺談
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
「
伽婢子
(
おとぎぼうこ
)
」巻の十二に「
大石
(
おおいし
)
相戦
(
あいたたこう
)
」と題して、
上杉謙信
(
うえすぎけんしん
)
の
春日山
(
かすがやま
)
の城で大石が二つある日の夕方しきりにおどり動いて相衝突し夜半過ぎまでけんかをして結局互いに砕けてしまった。
化け物の進化
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
その上に支那の「
剪燈新話
(
せんとうしんわ
)
」の中の牡丹燈記や、それに材を得た浅井了意の『
伽婢子
(
おとぎぼうこ
)
』や山東京伝の『浮牡丹全伝』をたよりに、よろしく膨大の譚を夢中で書き上げてしまったのだった。
小説 円朝
(新字新仮名)
/
正岡容
(著)
「
伽婢子
(
おとぎぼうこ
)
」という書物によると、関東地方にこの現象が多いらしい
化け物の進化
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
“伽婢子”の解説
『伽婢子』(おとぎぼうこ)は江戸時代に編まれた浅井了意による仮名草子。寛文6年(1666年)刊行、全13巻。奇談(神仙奇異譚)を集めたもので、江戸時代前期に数多く編まれた同種の書物のさきがけとなった。御伽婢子とも。
(出典:Wikipedia)
伽
漢検準1級
部首:⼈
7画
婢
漢検1級
部首:⼥
11画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“伽”で始まる語句
伽噺
伽藍
伽
伽羅
伽話
伽羅油
伽藍堂
伽羅沙
伽草子
伽羅枕