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伽藍堂
ふりがな文庫
“伽藍堂”の読み方と例文
読み方
割合
がらんどう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がらんどう
(逆引き)
空いた場所の畳だか
薄縁
(
うすべり
)
だかが、黄色く光って、あたりを
伽藍堂
(
がらんどう
)
の如く
淋
(
さび
)
しく見せた。彼は高い所にいた。其所で弁当を食った。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
大きい寺も
伽藍堂
(
がらんどう
)
になってしまって、正面の塔に据え付けてあるクリストの像が欠けて傾いている。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
賑
(
にぎわ
)
いますのは花の時分、盛夏
三伏
(
さんぷく
)
の
頃
(
ころおい
)
、唯今はもう九月中旬、秋の
初
(
はじめ
)
で、
北国
(
ほっこく
)
は早く
涼風
(
すずかぜ
)
が立ますから、これが
逗留
(
とうりゅう
)
の客と云う程の者もなく、二階も下も
伽藍堂
(
がらんどう
)
、たまたまのお客は
湯女の魂
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
伽藍堂(がらんどう)の例文をもっと
(8作品)
見る
伽
漢検準1級
部首:⼈
7画
藍
常用漢字
中学
部首:⾋
17画
堂
常用漢字
小5
部首:⼟
11画
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